2019年最後の時間に
結局最後の、この時間まで仕事をしていた。
店は昨日という日が最後の営業日で、暮れにも関わらずその最後の時間を僕にくれた方々。
若い頃。
そんなのは随分と今や昔のことのように感じることもあるけど、その頃は「いつか」であるとか「3年後、5年後は」なんて想像をすることだってあった。
けれど、今は随分と気がつけば時間は経っていて明日からの来年なんてこともあまり考えずにいる。
時間の有り難みや有限さや大切さは日々重くなる。
それでいい。
それが正しい。
歳を重ねたからこそ出来ることがあると信じて、こんな大晦日も仕事を重ねる。
今年という時間の最後も。
今日は朝イチから兄ちゃん分たちに逢って来た。
時々しか逢うことの出来ない大切な兄貴たち。
みんな歳を取っても変わらずに。
いや、重ねるごとにカッコ良くなっていく。
「負けらんねぇ」
それが想い。
最後に逢った兄貴。
今年のこと。
ドナーになって、骨髄移植をしてきたって話だった。
入院をして。
「こんな俺でも誰かの命を救えるんだぜ、信じらんねぇよね」
ってさ。
俺の周りにはありがたいことにカッコいい奴と、カッコ良くなりたいって奴がいっぱいいるんだなって。
Thank you rockers.
I love my family.
さぁ、残り時間は僅か。
行けるところまで走り切ります。